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Pendle PT sUSDeループ戦略、利回り9.39%まで低下:今から入る価値は?
PendleのPT sUSDeを使ったループ戦略が、DeFi界隈で急速に広がっています。 12日前は年利13.42%が狙えましたが、今日は9.39%まで低下しました。 満期は10月22日(残り77日、分析時点)で、常時参加はできますが旨みは日々薄くなっています。
イベントの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催期間 | 常時参加可能〜満期10月22日(残り77日、年の明記なし) |
| 対象 | Pendle・Aave・Plasmaを使いこなせる中〜上級DeFiユーザー |
| 参加コスト | 元本+ガス代(Plasma上のため低め)、レバレッジに応じた担保額 |
| 想定リターン | ネットAPY4.96%〜9.31%(トークン配布やポイントではなく金利スプレッド収益) |
| 難易度 | 高 |
Pendleは将来の利回りを固定化・売買できるDeFiプロトコルです。 PT(Principal Token、元本トークン。満期に額面通り償還される)は、購入時の割引分が固定利回りの源泉になります。 Pendleの詳細はこちら
今回のループは、Pendleで買ったPT sUSDeをAave(レンディングプロトコル)に担保として預け、Plasma(ステーブルコイン特化のレイヤー1)上で借入と再投資を繰り返す仕組みです。
イベントの詳細
まず、この12日間で何が変わったかを見ておきます。
| 指標 | 12日前 | 現在 |
|---|---|---|
| PT固定APY | 4.09% | 4.09% |
| USDe借入金利 | 2.69% | 3.22% |
| 借入可能流動性 | $155M | $105M |
| スプレッド(7月24日時点比較、年の明記なし) | 約1.4pt | 0.87pt |
ループの手順は次の通りです。
- PendleでPT sUSDeを購入:元本をPTに交換。所要時間は数分、コストはガス代のみ。
- AaveにPTを担保として預け入れ:Plasma上のAaveプールを利用。所要時間5分程度。
- 担保をもとにステーブルコイン(USDe等)を借り入れる:借入金利は現在3.22%(変動制)。
- 借りたステーブルを再びPT sUSDeにスワップして買い増し:この分もさらに担保化。
- 目標レバレッジに達するまで2〜7回ほど繰り返す:倍率が上がるほど手数料とガス代も増えます。
固定利回りは購入時に確定しますが、借入金利は変動します。 今回、市場全体で上がったのはこの変動する借入金利の部分です。
レバレッジ別のネットAPYと清算までの余白は次の通りです。
| レバレッジ | ネットAPY | 清算までのPT価格下落率 |
|---|---|---|
| 2x | 4.96% | 46.0% |
| 3x | 5.83% | 28.0% |
| 4x | 6.70% | 19.0% |
| 5x | 7.57% | 13.6% |
| 6x | 8.44% | 9.96% |
| 7x | 9.31% | 7.39% |
ポイント配分やティア条件については、本情報源では未公表です。
戦略と注意事項
時間がない人の最小ルート
- 4x固定で一度だけループを組み、あとは放置で十分です。
- 借入金利とPT価格を週1回チェックする程度でまかなえます。
費用対効果
- 4x〜4.5x付近がネットAPY約7%、清算バッファ19%で釣り合いが良いラインです。
- 7xまで上げても上乗せは2.6ポイント程度、清算バッファは7.39%まで薄くなります。
- 生活資金や必要な資金を全額投入するのは避けるべきです。
シビルについて
- 複数ウォレットに分散しても利回りは増えない戦略です。シビル対策の観点では気にする必要は薄いといえます。
混雑・実務上の注意
- 借入プールの流動性は$155Mから$105Mに減少しており、借入金利は今後も上がる可能性があります。
- 満期が近づくほどPT価格の変動幅は縮小しますが、金利上昇で純利回りがさらに削られる可能性もあります。
やらない方がいいケース
- 清算の仕組みやAaveの操作に慣れていない人は、まず少額で練習してからにすべきです。
- 「早く倍率を上げて稼ぎたい」という焦りがある人ほど7x以上に手を出しがちで危険です。
- 満期までの資金拘束(途中売却には価格変動リスクあり)を許容できない人には向きません。